形成外科で働きたい看護師の方へ

形成外科は、ケガや病気で身体の一部を失った方が、生活するために必要な機能を取り戻すために、見た目を正常な状態に少しでも近づけるために訪れるところです。

例えば、火傷をして剥がれた皮膚を目立たないように治療を施したり、交通事故にあって顔面を強打し骨折して歪んだ場合も、できるだけ正常な状態に戻すように治療を行います。 形成外科の領域は広く、他にも様々な患者さんに対応しています。

身体に先天的な異常が見られる場合の治療も行います。乳がんで乳房を失った方のために、乳房を作ることも行っています。また、女性の美に対する要求にも応じますが、この場合は健康な方の治療になる為、保険は適応外です。

このように、形成外科には色んな患者さんが来院されます。なので、形成外科の看護師には、患者さんとのコミュニケーションが上手くとれる人が向いているでしょう。

形成外科を訪れる患者さんの多くは、生死の問題を抱えている方はいませんが、外見に関する悩みを抱えていて、大きなコンプレックスがあり、自分に自信を持てない患者さんが多いので、看護師として患者さんのメンタルケアは重要です。

中でも、乳がんの治療で乳房を失った患者さんの悩みは深いものがあります。新しく乳房を作るために訪れていても、本当に以前のような身体に近づけることが出来るのか不安でいっぱいです。乳房が戻っても、見た目が美しくなければ女性としてショックは大きいでしょう。

このような気持ちは同じ女性でないと共有できないデリケートな部分でもあります。ですから、形成外科の看護師には、同じ女性として気持ちを理解し、支えてあげる思いやりや気遣いが求められます。

又、患者さんが希望する仕上がりになるように、患者さんと上手にコミュニケーションをとり、治療に向けての要望を詳細に聞き出して、その情報を医師に伝えることも、形成外科の看護師の役目の一つです。

形成外科では、医師の治療に看護師のサポートは欠かせません。医師に伝えにくいことでも、看護師には伝えられるという方もいらっしゃいます。そんな患者さんの声を医師に届けて、患者さんが満足のいくような治療や手術ができるように、看護師は常に臨機応変に対応する必要があります。

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